2008年3月12日水曜日

アカデミー賞。

 おひさ。



 さて、1月近く開店休業してたテリーでおますが、身辺も落ち着いてきており、なんとかこのお店も再開。



 発表が過ぎてはや2週間以上経っており、最早タイムリーでも何も無い2007年度のアカデミー賞。今回は世界中の映画人が一度は欲しくなるんじゃないかという、このどーでもいい賞について触れてみましょうね。



 

 今回で80回目を迎えていたアカデミー賞。そもそもアカデミー賞とは、1927年5月11日に創立された“映画芸術科学アカデミー協会”が授与する賞のことであります。また、ノミネートされる資格には「ロサンジェルス地域で年内に一週間以上、有料で上映された35ミリ以上の作品に限られる。」というものがあったりします。



 現在、よく言われる主要5部門



 作品賞

 監督賞

 脚本賞

 主演男優賞

 主演女優賞



 のほかにも助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、外国語映画賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣装デザイン賞、(特殊)メイクアップ賞、音響編集賞、音響調整賞、長編ドキュメンタリー賞、短編ドキュメンタリー賞、短編実写賞、短編アニメーション賞、長編アニメーション賞、名誉賞、ゴードン・E・ソーヤ賞・・とかなりの数が毎年授与されております。



 授与の際に渡される金色の全身タイツ像(オスカー像)の名の由来がその当時のアカデミー事務局女性事務員の「私の叔父、オスカーおじさんに似ている」発言がきっかけだとよく言われますが定かではない。しかしこの説が一般的ではある。うーん。雑。



 因みに授与に際しての(ノミネートも含む)受賞者選定能力を持つ、所謂アカデミー会員は一見さんお断りの完全推薦入会という非常に高い壁を持っていて、映画界に対貢献度合が高くないと推薦していただけないそうな。因みに現在の会員数は5000人を超えているそうな。





 因みに対極をなす「ゴールデン・ラズベリー賞」(ラジー賞、所謂最低映画賞)に関しても冗談半分とはいえ500人にも上る「ゴールデン・ラズベリー賞財団」員による入念な選定が行われている。これナカナカ馬鹿馬鹿しいが、毎年必見。無論この賞に関してはノミニー誰一人として名誉とは思っていないので授賞式に現われないのが常だけど、95年の「ショーガール」の監督P・バーホーベン、そして「チョコレート」で黒人女性初のアカデミー賞主演女優賞を受賞したハリー・ベリーもその後のトホホ作「キャットウーマン」で見事ラジーをゲットした際に会場に現われ、登壇しスピーチをかまして大喝采だったらしい。


 ちょっと疲れてきたので、次回もっとコユイアカデミー賞話をしましょう。

 ソレが済んだらサボテン・ブラザーズ!