2008年1月28日月曜日
それいけスマート




コメディアクターの本領発揮か?ロック様
・(にっこり)テリー・クルーズ(ムキ2テカ2な体と気持ち悪い動きに注目)
本当はこんな、にっこりテリー
他にも間違いの無い脇役がしっかりドラマをサポート。
・テレンス・スタンプ(いつまでたっても同じ顔。吸血鬼か?)
そして最近話題の「マシ・オカ」も出演してるらしい。へぇ。舞の海なのに。
正直、キャストの日本国内での知名度の弱さから公開は怪しいかな?なんて思ってた時期もありましたが、配給会社は(アメリカはワーナーだけど、国内はどこだろ・・)「マシ・オカ」効果を狙って公開に踏み切る可能性大。そうなればアメリカンコメディの門戸が開くきっかけにもなるかもね!
2、スティーヴ・カレルのキャラがどこまで通用するか。
彼もれっきとした「フラットパック」メンバー。しかしながら知名度は正直周囲より劣っているのは否めない(日本国内でね。)アメリカでも完全に遅咲きな彼が主演を張るということで、作品自体もどう転ぶか実は怪しいところ。未知数もいいとこですよ。しかもリメイクときた。ううん。不安。
そんな中でどこまで童貞野郎が笑わせてくれるか。そこがね。楽しみですよ。
そこでこんなトレーラーを入手。
『Get Smart』 Trailer
http://uk.movies.yahoo.com/g/Get-Smart/trailers-3659651.html
ううん。どう転ぶかね。
野球刑事も大好きなアン・ハザウェイが走ると巨乳が・・・!
なんて品の無い店発言は控えるとして。

公開が待ち遠しい一本なのでした。チャンチャン。
2008年1月24日木曜日
黒尽くめ兄弟2000

さて。前号で簡単に触れた『Blues Brothers』。
公開は1980年(日本は1981年)。
18年の時を経て続編が製作されました。
『ブルース・ブラザーズ2000』(ジョン・ランディス:1998)
奇跡の続編(ジョン・ベルーシは不在)
正直、前作のような味わい深い「カルト感」は感じられない。ストーリーも狙ったかのように前作をなぞらえて展開する。しかしながら、固定ファンにはそれが心地よいのも事実。20年弱の年月を経て、前作のキャラクターは今どうなっているか・・・のような楽しみが込められている。
製作に当たって一番のネックは、やはり”ジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)の不在”。彼のカリスマ性とキャラクターの濃さは全編を通じて画面を埋め尽くしていたから。故人となった今、最早どうすることも出来ないのだが・・。
そんな空白を埋めるべく、新しくブルースで兄弟の契りを交わす事になるキャストがこちら。
マイティ・マック(ジョン・グッドマン)(一番右)
キャブ(ジョー・モートン) (左から2番目)
バスター(J・E・ボニファント)(右から2番目の子供)

はっきりいって、彼らがジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)の穴を埋めるには不充分だったというのが率直な感想。しかし演じている彼らも周囲の人間以上にそれを理解しているに違いない。
それでも何故彼らは出演を快諾したのか。それは「前作への愛」に他ならない。例えジェイク・ブルース不在であっても、力が及ばずとも、作品に参加できるということが如何に素敵な事なのかが彼らには解っていたのですよ。
それほど前作は偉大であったわけです。
(しかしながら新キャストの3人は今すぐ転職出来そうな歌唱力で、これまた圧巻!特にキャブ&バスターは逸材。)
更に前作の偉大さを感じさせるのは「超有名アーティストの出演」。前作から引き続きJ・B御大(最早この方も故人ですが・・・)、アレサ・フランクリン女史は出演。しかしここで留まらないのが『・・・2000』の凄さ。ありとあらゆるR&B系アーティストが総揃いで作品に敬意を示しています。
正直あまりブルース音楽?には詳しくないので、本当のファンには堪らない面子であったんだろうけれども、其処までは解らず・・。無念。しかし素人の僕でも解るB・E・キング、E・クラプトン、W・ピケット、やばくキュートなエリカ・バドゥなども居たので、充分でしょう!
前作のジェイク・ブルースのキャラを使ったコメディ色は『・・・2000』には見られず、コメディ、という点では明らかに見劣りするんだけれども、前作よりも優れているような気がする点が一つ。それは
「音楽」。
前作以上に盛り上がるライブシーンや豪華な出演者のソウルフルなボーカル、音楽で繋がる人々が沢山描かれており、その点では前作と双肩若しくは凌駕しているのではないかと私的には思ってしまう。そういった意味でもサントラは必聴&マストバイの逸品。
2作とも未見の方は間違いなく
『ブルース・ブラザーズ』→『ブルース・ブラザーズ2000』の順に観賞する事を強く、強くお勧めする。そしてどちらかといえば最低でも前作に関してはマストで観賞して頂きたい。
そこで何か不思議な「作品への愛?心地よさ?」を感じてくれたなら、それはもう僕等の仲間入り。何度も何度も観賞してその感情を深めて頂きたい。その後にチャレンジする『・・・2000』には不思議なオーラと哀愁と愛が漂っている作品だと気がつく筈です。
そんな作品です。
世間の流れに逆らわず、続編だけに質は悪いかもしれません。前作に対して愛を感じていなかった観賞者からすれば駄作の粋に入る代物かもしれません。でも其処には愛があるのです。
繰り返し自宅で観賞する作品の一つとして現在でも頑張っていただいておりますが、観賞中にやはり「ジェイク=ジョン・ベルーシ」の不在を悲しみ、どこかにジェイクを探してしまう・・・そんな切ない映画でもあります。
今年は公開10周年です。
是非この機会にご観賞あれ!ルイジアナ・ゲイターボーイズとの圧巻のバンドバトルは必見!そしてエンドロールのコラボは感涙です。

2008年1月22日火曜日
黒尽くめ兄弟

本日も遅い開店。
先週末全米公開だった『Cloverfield』(原題)。こっちの勝手な心配も意に介せず、初登場で4100万ドル強を叩き出す脅威のスタートを切ったそうな。『ブレアウィッチ・プロジェクト』(ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス:1999)のような手振れカメラの映像に「気分が悪くなるのでは?」と言う不安視した声や、「情報規制のし過ぎで期待が増してしまい、ブーメラン現象が起こってしまうのでは?」といった懸念事項も乗り越えたようで、無事国内公開も4月にパラマウント配給で決定したようです。因みに邦題は『クローバーフィールド/HAKAISHA』だそうで(・・・・)。ま、春が楽しみですけど、ニコ動やらなんやらで映像情報が氾濫してしまいそうで怖いね。最近は。
また、国内でも満を持して公開された『28週後・・』もなかなかのスタートを切ったようで、一安心。
さて、こんな他社の話ばかりしてもしょうがない。
今日は、私にっこりテリーが映画バカ&黒人音楽大好きになって、終いにはこんな飯店まで立ち上げてしまった契機を作った映画についてお話しようかと。
僕と仲の良い方々なら耳タコかも知れませんが、その映画とは
『ブルースブラザーズ』(ジョン・ランディス:1980)
なんと!公開当時の懐かしぃパンフ!
製作が生まれ年と同じ・・・ってのは運命でしょうか。この映画は、「ストーリーを・・」というよりも「映画自体を・・」という作品なので、決して内容的に評価はされていないかも知れない。正確な情報ではないけれども、公開当時の興行収入が先述の『Cloverfield』の初週成績と同じ4000万ドル位だったらしいし、これが高いのか安いのか・・・と言われると安いかでしょうね。間違いなく。
でも。最高なんだよね。国内公開当時(1981,3月)無論乳飲み子だった僕は劇場で観賞した訳ではないけれども、その後父が借りて?買って?来たVHSやらLDやらで嫌になるほど観賞したのをよく覚えてる。(LDを裏返すのも多分これで覚えた。)
前にも挙げた様に「ストーリーが面白いから」のめり込んだ訳じゃなくて、「キャッチーなアイコン(黒尽くめの衣装)」、「度が過ぎるスラップスティックコメディ」、「ノリノリの音楽」が幼少の僕の心を揺さぶったんだと思う。
小学校の時初めて買った洋画のサントラは無論この映画で、喘息の発作が出るまで妹(当時3~4歳)と踊り狂っていたなぁ。必聴。
サントラ→http://www.amazon.co.jp/Blues-Brothers-Original-Soundtrack-Recording/dp/B000002J5K
若干話が脱線しましたが、そもそもはSNL(言わずもがな「サタデー・ナイト・ライブ」)で人気だったジョン・ベルーシ(ジェイク)とダン・アイクロイド(エルウッド)の演じた同キャラクターの映画化。基本はキャラ押しのスラップスティックコメディだったんだけど、音楽愛に溢れる歌等のパフォーマンスが生きてる映画。

ジョン・ベルーシasジェイク

普段のジョン・ベルーシ
ダン・アイクロイドasエルウッド
さっぱりまともな普段のダン。
今は故人のジョン・ベルーシが傑作『アニマルハウス』(ジョン・ランディス:1978)の大ヒットで怖いものなし!になったいいタイミングで製作された作品だけに(=ジョン・ランディスも怖いものなし。)やりたい放題だったに違いない。「これでもか!」というカークラッシュや、「そんなにか!」というようなベタな笑いまで盛り込まれたアクション・コメディでありながら、作品の「音楽に対する愛の深さ」からジェームス・ブラウン御大(合掌)、レイ・チャールズ御大(合掌)、アレサ・フランクリン女史、ジョン・リー・フッカー御大(合掌)、キャブ・キャロウェイ御大(合掌)等(こっそりチャカ・カーンとかも居たりする。)の超豪華アーティストが出演を快諾し、ゲスト出演&大熱唱!。これだけでも必見でしょうが!

我の強いジョン・ランディス監督
特に物語の終盤、パレスホテルのステージは男泣き。感涙。多分僕の「ホーンセクション入り大合唱バンドサウンド好き」はこの映画から来ている。いつ見ても鳥肌が立つ熱狂!もうたまらん。

アレサ・フランクリンとのコラボレーションが楽しめる「Think」、
レイ・チャールズの伴奏から街中で歌う「Shake a tail fether」、
JB御大が牧師に扮して信者聴衆を卒倒させる「Old Landmark」等 アレサ・フランクリン経営のダイナーにて。
思い出すだけでワクワクする。
大体、JBが牧師ってオイ!でしょう。
本編中に流れる音楽の著作権絡みで一時は手に入れることが難しくなっていましたが、現在ではDVDで(しかもロングバージョン!)入手出来る様になりました。ジョン・リー・フッカーの演奏もノーカットで収録。幸せ。
本作のキャストの殆どが現在故人であり(ジョン・ベルーシ、ジョン・キャンディ等)、そんな彼らの生き生きした姿を見られるのも魅力一つ。
興行収入を見ても決して大ヒット作ではないのですが、固定ファンは根強く存在しており、「カルトなんだけどメジャー」な作品の代表の一つでしょう。
ブルースブラザーズのライブを青山のブルームーンに行ったりもしました。そのくらい好き。出会えて良かった。映画と音楽の素敵さを教えてくれて有難う。
僕の中ではそんな記念碑的な作品なのでした。
因みに『ブルース・ブラザーズ2000』という続編も出ております。
こちらについては明日お話しましょう。
レイ・チャールズの楽器店で思わず踊る二人。
『Do you see the lights?』
2008年1月17日木曜日
1月19日



前作『28日後・・・』
前作で主演していたキリアン・マーフィーとナオミ・ハリスは現在ではそれぞれハリウッドで大活躍中。特にナオミは某ディズニー系海賊映画に重要な役で出演し深くその存在を印象付けてました。
~『28日後・・』あらすじ~
舞台はロンドン。動物実験の被験体だった猿が感染していた「激しく、即効性のある怒りを発するようになる」ウィルス。或る事件からそのウィルスは人間に侵食し蔓延していく・・・。事件から28日後。交通事故で昏睡状態にあった主人公は(キリアン・マーフィー)目覚めるも、ウィルスが蔓延し死の世界と化した街に唖然とする。数少ない感染を免れた人々との生き残りをかけたサバイバルがはじまる・・・
『28日後・・・』より、目覚めたらだーれも居ないジャン!の図
前作はこんな感じでかなり面白い!UK発の作品としては特にクオリティ高く、またウィルス感染者は所謂「ゾンビ」と同類の存在の様に見られる為、新種のゾンビ系?映画としても評価され公開当時は話題騒然でした。この感染者は「ゾンビのようだけど厳密にはゾンビじゃない」為、未感染者を見つけると猛然とダッシュで迫ってくるわけです!この演出は以前も話題に挙げた『ドーン・オブ・ザ・デッド』(ザック・スナイダー:2004)の「ゾンビ猛ダッシュ!」演出に少なからず影響を与えたと思われます。

さて、そんな前作を屋台骨に、ドラマとして、サバイバル物として、ホラー?として更に進化を遂げて帰ってきた続編『28週後・・・』。タイトル通り感染から(若しくは前作の終わりから)28週後(大体半年強か。)が舞台。今回はUKが誇る「見た目から発狂アクター」と信じて止まない名優、
ロバート・”リグビー”カーライルさん
『28週後・・』より、感染者から必死で逃げるロバート・カーライル
ううん。未だ見ていない作品を語るのには限界があるので、この位しか書くことが無いけど、前出のライター小林氏曰く「『28日後・・』を観賞していなくとも充分楽しめる。必見。」との事。この機会に是非劇場に足を運んでみよう。間違っても僕はFOXの回し者じゃないけど、お勧めには変わりない!
2008年1月16日水曜日
フラットパック
さて、話を元に戻して。













2008年1月15日火曜日
ローゲン





公開切望!大ヒットうっかり妊娠映画「Knocked’up」

大注目の怪作「Walk Hard:The Dewey Cox Story」





40歳で童貞は悲惨な脱毛を強いられるの図