新年明けましておめでとう御座います。
さて、完全に開店休業が目立つ当飯店ではありますが、検事さんやら刑事さんからのクレームが目立つので今年は極力お店の運営にも力を入れて行きたいと思っております。
昨年、日本国内で公開された国内外の映画は700本以上ありました(未公開DVDスルーを含めれば、とんでもない事になる)。一日に2本みても追いつかない飽和状態にありながら、産業としてはいま一つ大きな伸びを見せない映画業界。特にハリウッドではリメイク、パクリ、漫画の実写化等の荒業に出るケースが多く見られ、その殆どが劣悪な出来具合のために折角の2時間、1800円の投資も慎重にせざるを得ません。
今後文化的財産として未来に残されてもおかしくない秀作も中には存在しているでしょう。しかしあくまでビジネスであるが故、興行成績が奮わない”商品”は日の目を見ることなく、マニアの中でカルトとして細々と余生を送るしかないのです。(そうなることも稀なため、残念極まりない。)
また、海外産の良作も日本国内では”公開しても収入に繋がらない”と上層部の愚かな決断によりDVDスルー(若しくはひっそりと単館で1週間限定レイト公開とかね)の扱いを受け、無論そんな作品は全国区でレンタルショップに置かれるわけでもなく、悲惨な運命を歩むことも屡。特に劣悪な邦題をつけられてしまい、観賞を切望している一部のファンにも認識されないトンデモない結果になることも・・・。
そんな映画業界で御座いますが、素敵な作品も多々御座いました。
当飯店の推薦図書でもある月刊誌「映画秘宝」では最新号で業界著名人による「オールタイム・ベスト10」なる特集が組まれており、中々の読み応え。
さて、その特集に触発されてみました。
新旧御座いますが、今思いつくベスト50を列挙してみたいと思いマッスル。
1、ブルース・ブラザーズ
2、ペテン師と詐欺師 だまされてリビエラ
3、さまよう魂たち
4、プロジェクトA
5、チェイシング・エイミー
6、デッドゾーン
7、M★A★S★H
8、恋はデジャ・ブ
9、ヒズ・ガール・フライデー
10、トゥルー・ロマンス
11、ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔
12、大阪最強伝説 喧嘩の花道
13、カル
14、アパートの鍵貸します
15、ハイ・フェデリティ
16、ウェディング・シンガー
17、CURE
18、チャンス
19、コンタクト
20、狼たちの午後
21、ザ・ミッション/非情の掟
22、カリスマ
23、ファイトクラブ
24、天国の日々
25、くたばれハリウッド
26、ワンダフルライフ
27、遊星からの物体X
28、北京オペラブルース
29、アウト・オブ・サイト
30、SF/ボディ・スナッチャー
31、ハードボイルド/新・男たちの挽歌
32、パラサイト
33、4つ数えろ
34、遥かな時代の階段を
35、アニマルハウス
36、バック・トゥ・ザ・フューチャー
37、go
38、グラインドハウス
39、アメリカン・サイコ
40、シーズ・ソー・ラブリー
41、サスペリア2
42、狼/男たちの挽歌 最終章
43、五福星
44、東京日和
45、トータル・リコール
46、発狂する唇
47、ミッドナイト・ラン
48、恋人たちの街角
49、ショーン・オブ・ザ・デッド
50、エイリアン
基本的に完全に思いつきなので明日にでも変わる可能性は12分に考えられますが、挙げられた作品を見る限りかなり”気軽”な作品が多いような気がしますね。(全くそうではない作品も有りますが)
見るたびに疲弊しきってしまうような体力を要する作品は何故か避ける傾向にあるようで、作品の選出内容としては非常に偏りが見られますが気にしないで下さい。マニアに寄り過ぎず(寧ろ王道)、興味を持てば直ぐに購入orレンタルが可能な作品を選んでみました。
2007年度作品は「グラインドハウス」しかランクインして居ませんが、裏を返せば、忙殺されていて劇場に余り足を運べなかった・・・というしょうもない理由があったり無かったり。
今年こそは昨年のツケを清算しながら、こまめに劇場に足を運びたいな。
なんて思っております。
今年は好き嫌いをせずに社会派の作品、重いヤツ、恋愛モノにも手を出してみようかと。
1 件のコメント:
先日はお疲れでした。
ひょっこり除いたら奇跡的にアップデートが!
だんだんらしくなってきましたね。
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