日本で映画が公開されるに当たって、英語表記のままじゃなんのこっちゃ全然解らないもんだから、鑑賞者が解りやすいように邦題をつける。
「Close Encounter of the Third Kind」
→未知との遭遇
「Clockworks Orange」
→時計仕掛けのオレンジ
こんなのは、本来の意味も含めて「粋」な一つの芸術として昇華させてもいいようなナイスな邦題だと思っております。個人的に。というよりも、昔は極力「日本オリジナル」の色を出さないように、シンプル且つ頭を使って邦題をつけていたのが功を奏していたのだと思われます。
その後になって、邦題をつける際には「訳」では無く「そのまま横文字」をつける傾向が強くなります。これは一重に、「ハリウッドもややこしい長いタイトルは避けるようになった」背景が。
長いタイトルを避ける→短くてインパクトのあるキャッチーなタイトルをつける→日本国内でも横文字に耐えうる短さ&インパクトのあるタイトル な訳で。
「JAWS」→ジョーズ
「OMEN」→オーメン
とかね。
この時期を過ぎると、殆どが英語タイトルをそのままカタカナにする邦題が増えてきます。そう。このころから様子がおかしくなってきた。
なぜなら。レンタルビデオの繁栄&未公開映画の氾濫があるからなのです。
続きは次回。
0 件のコメント:
コメントを投稿