2008年1月8日火曜日

”go”

 ジミーちゃん似主演『ボーン・・・・』シリーズの監督、製作総指揮でお馴染み”ダグ・リーマン(ライマン?発音ではそう聞こえるが・・)”さんのデビュー第3作目。タイトルだけではあの窪塚兄が出演していた青春映画と混同しがちですが、こちらはハリウッド映画です。

                      傑作”go”


 今をときめく当時の若手(ときめいてない人も居ますが)がチラリホラリ出演。気の振れた悪人面が祟って、『Live Free or Die Hard』(2007:レン・ワイズマン)では遂にアラン・リックマンやジェレミー・アイアンズと並んでしまったティモシー・オリファントも出演。他にも個人的に嫁にしたい女優№1のサラ・ポーリー(残念ながら既婚)や、杏理にそっくり過ぎて笑うケイティ・ホームズ(現、トム嫁)、男前№1ブラックアクターのテイ・ディグス、こいつの何が良いんだか全くわからないブレッキン・メイヤー他味わい深い連中が多く出演してます。

                 杏理似のケイティ嬢1
                   杏理似のトム嫁1

                可愛すぎて萌えるケイティ1
                大人の色気もあるのよあたし1



 ~あらすじ~



 クリスマス・イブ。LAとラスベガスを舞台に、麻薬取引に絡む事件に巻き込まれた3つのグループそれぞれの視点で描かれる、3つのオムニバス劇。主演の一人ロナ役には「スウィート・ヒア・アフター」のサラ・ポーリー。運勢が下降線をたどっているレジ係のロナ、パッとしない昼メロの俳優アダムとザック、衝動的なイギリス人サイモン――イブの1日、彼らはみな、自分たちの手に負えない事件に巻込まれてゆく……。

                  ケイティとサラin"go"


                  出演者の一部の方々

 基本、『パルプ・フィクション』(1994:タラちゃん)の2番煎じ的な評価を受けている残念な面もありますが『パルプ・・』にしたって、ジム・ジャームッシュの『ミステリー・トレイン』他の模倣と言われても仕方ないわけで、この手の脚本は一般的には『パルプ・フィクションの影響下にある』と思われても仕方が無いでしょう。(全く影響を受けていないとも思いませんがね。)寧ろ2作両方に出演しているブシェミは何て素敵な役者なんだ!なんて脱線しちゃう。





 ※(因みにブシェミは『パルプ・・・』内では、”Jack Rabbit Slim”のボーイ役で出演しております。)







 さて、この映画の最大のポイントは脚本もそうですが、やはり”魅力的なキャスト”です。特に、サラ・ポーリー&ケイティ・ホームズの可愛さたるや、女性の好みが180度逆でも劇終盤にはすっかり愛おしくなっているに違いありません。



                 


 他にもep3のスコット・ウルフ&ジェイ・ムーア、そして『アルマゲドン』(1998:マイケル・ベイ)ではみんなの邪魔をして大迷惑だった”シャープ大佐”ことウィリアム・フィクトナーがこの上ない怪演を見せてくれており、満足マン造です。


 さて。特に注目したいのは、主人公の一人を演ずる


 ”サラ・ポーリー”。




 カナダ出身の彼女は本日なんと29歳の誕生日を迎えました!おめでたい。(1979,01,08)



 ウマ・サーマンに似てるとか似てないとかよく言われるみたいですが。


 ”アンチ・ハリウッド”を公言して止まない彼女は子役デビューから現在に至ります。『バロン』(1989:テリー・ギリアム)でロリコン人口を飛躍的に増加させ、気がつきゃ憂いを感じさせるとんでもない美人になってしまった彼女。『エキゾチカ』『スウィート・ヒア・アフター』(1994,1997:共にアトム・エゴヤン)でエゴヤン組で踏ん張ると次はクローネンバーグ組の『イグジステンス』(1999,デヴィッド・クローネンバーグ)・・・とカナダやイギリスをメインとした作品選びをメインに、近年では『死ぬまでにしたい10のこと』『あなたになら言える秘密のこと』(2003,2005:イザベル・コヘット)でスペイン系にも手を出し、日本国内でも単館上映系の大好きな暇な主婦層を中心に映画ファンの増加に貢献し、皆さんの涙腺をいじり倒しました。





 以前から”やや弱そうなルックス”とは裏腹に自己主張が強く、強気な発言が多い彼女。政治的な発言にもその傾向は顕著に出ており、政治デモに参加して歯も折ってるそうな。美人なのに。


                    タフなカナダ娘


 そんな”頼りない外見と内なるタフネス”という魅力を存分に出し切ったのが



 『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2003,ザック・スナイダー)




 ご存知ロメロ&アルジェントの大傑作『ゾンビ』(個人的には普通)の”リ・イマジネーション”作。公開初日に錦糸町に観に行った際は興奮で思わず拍手してしまったのを忘れません。(無論一人で観に行きました。)


                  血まみれカナダ娘

                黒人警官と談笑するカナダ娘



 アンチ・ハリウッドの彼女も元ネタの大ファンだったようで出演したそうですが、この映画の彼女は堪らなく輝いています。是非見てあげてください。





・・・・・・・・・



 かなり脱線しましたね。


 よくよく考えれば最近「かわいい」とかそんな理由でしか映画を見ていないんですが、それが本来の映画の観賞方法でしょ。うん。






 どんどん可愛い女優について言及していけば毎日更新出きるか!?






 

1 件のコメント:

pinom さんのコメント...

和製ケイティです。

あんなタレ目じゃない!!
って思ってた時期もありましたが、諦めました。

確かに我ながら良く似てますわ。
この写真達は特に似てるね。


ブログ、楽しみにしてるよ~ん。